5月1日に購入しました。諸事情で手持ち機器の整理をしようと思い、手持ちの4機種(HD660S2、HD620、MDR MV1、シグマス)を、買い取っていただき、密閉型の高級機を物色して選んだのが本機でした。
クラシック音楽がほとんどなので、オーケストラの弦の音、オペラの声などで比較して選んだ次第です。
自宅で使用して感じたのは、ます重いということ。密着感は良いので苦にはなりません。ただ、きっちり密着させないと、前後に頭を動かすとヘッドバンドがズレます。おそらく、側圧が弱いからだと思います。
基本的に、DX260Ⅱ、4.4ミリバランス接続。音源はqobuzを中心に聴いております。
CDは、FIIOのDM15を使用しての再生です。
ともに出力的には十分な音量は確保できています。
エイジングで音が変わるようで、日に日に良い響きになっていきます。
全ての帯域が過不足なく、気持ちよく響きます。ポタオデ歴が浅いので、ステージの広さ、抜けの良さ等はあまり比較できませんが、嫌な音が出ません。個人的にここが重要で、長いホームオーディオ歴でも、響きの美しさ、音像定位を重視してきました。聴いていて、落ち着ける、安心できる音が好みです。
quobasで、ワーグナーの「ジーグフリート」、ショルティ指揮ウィーンフィルの半世紀以上昔の録音をハイレゾで試聴しました。録音こそ古いものですが、優秀録音として知られるものです。第一幕、「ノートゥング」の
テノールソロに続く低弦の響き。まるで地鳴りのような音がする部分です。バランスよく、充分な量感の低音と、不気味さの表出は素晴らしいものです♪その後の刀を鍛える際の金床の音も刺撃的にならず、美しく聴こえます。
次に、シューベルトの歌曲。エリーゼ・アーメリングの歌唱です。ホームオーディオでは、スピーカーの線上にピアノが広がり、歌手がその前に定位して聴こえてきます。ポタオデベテランの方だと、歌手が眼前で歌うような感じなんでしょうが、個人的には頭内定位、額の後ろに感じます。ホームオーディオとは異なる実在感を体験できます。
その後、いろいろ試聴しました。特筆すべきはピアノの美しさ。オーケストラの弦の質感。声楽の自然さなど流石に高級機。お金を出す価値はありました。